9月1日は「防災の日」!クラダシが防災備蓄品の取り扱いを強化&キャンペーンを実施
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:関藤竜也)は、9月1日「防災の日」に合わせ、防災備蓄品の取り扱いを強化し、キャンペーンを実施いたします。
■防災の日とは
毎年9月1日は国が定めた「防災の日」。
「広く国民が、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資すること」を目的に、1960年に制定されました。
9月1日が「防災の日」、8月30日から9月5日までの1週間が「防災週間」と定められています。
■防災備蓄品とフードロス問題
①防災備蓄品の入れ替えにより生じるフードロス
地球温暖化が進み、近年日本では豪雨による洪水や土砂災害、台風など、異常気象による災害が増えてきています。防災対策も重要視され始めており、防災対策として備蓄品の用意をする人が増えてきています。防災備蓄品の導入が増えると同時に、企業や行政、各家庭では、防災備蓄品の入れ替えにより、役割を終えたものとして廃棄されてしまうフードロスの問題も顕在化しています。
さらに、地球温暖化の原因ともされている温室効果ガスの発生についても、フードロスが大きくかかわっています。廃棄される食料の生産・輸送・処理過程の全てで温室効果ガスが発生しており、世界の温室効果ガス排出量の8%がフードロスが原因であると言われています。
自治体の防災備蓄品の管理に関して、2016年に毎日新聞が全国47都道府県と20政令市を対象にアンケートを実施したところ、県として備蓄していない神奈川、青森など5県を除く62自治体のうち3割近い17自治体が、賞味期限を迎える備蓄食品の引き取り手を見つけられず、廃棄処分されていたことがわかりました。(出典:「毎日新聞」2016年3月24日)
2010~2014年度の総廃棄量は全備蓄量の4分の1に当たる176万3,600食にのぼり、購入と廃棄にかかった費用は少なくとも総額3億円にのぼるといわれています。
さらに、これらの防災備蓄品の廃棄は、日本の年間フードロス量約600万トンには含まれていないため、日本には隠れたフードロスが存在しているのが現状です。
②事業者で生じるフードロス
「5年保存」など、もともと賞味期限が長く設定されている防災備蓄品ですが、賞味期限までの期間が5年を切ると販売できなくなるほか、既存の商習慣である「3分の1ルール」も通常の食品と同様に適用されます。そのため、賞味期限まで数年間という長い猶予を残しながらも、廃棄に至る商品が多いのが現状です。
■災害対策とフードロスの削減を同時に実現する「ローリングストック法」
ローリングストック法とは、災害時に備えた食料備蓄の方法のひとつです。普段から少し多めに食材や加工品をストックしておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料が家に備蓄してある状態にしておきます。普段から食べているものが消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ちながら、いざという時にも、普段から食べ慣れている食品が食卓に並び、日常生活に近い食生活を送ることができます。
■防災の日に合わせたKURADASHIの取り組み
クラダシは、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいます。
フードロス削減を起点に、SDGsの17の目標推進に取り組むクラダシとして、今後は災害対策にも力を入れて取り組んでいく予定です。今回は、防災の日に合わせて、防災対策関連商品の認知拡大と「KURADASHI」を通じたフードロス削減を目的としてキャンペーンを実施いたします。本取組みには複数の食品関連事業者から賛同をいただいております。
▼防災備蓄品の特集ページURL
https://www.kuradashi.jp/products/list?name=KURADASHI%E3%81%A7%E9%98%B2%E7%81%BD
▼防災備蓄品の特集ページに掲載されている商品の一例
・尾西食品のアルファ米商品
【尾西食品営業本部・川俣さまコメント】
地震や大雨などの災害が発生しても、避難所に行けるかもわからない現在、各自・各ご家庭での備蓄は今まで以上に必須となってきました。アルファ米なら美味しさはもちろんのこと、軽いので持ち運びしやすく、いざという時だけでなく、アウトドアや旅行の際にもご活用いただけます。
・アマノフーズのローリングストックBOX
【アサヒグループ食品営業統括部・原田さまコメント】
(1人前×3日分)フリーズドライ食品は、お湯を注ぐだけでいつでもどこでも温かい食事ができます。また、軽くてかさばらず、常温で保存できるので備蓄用にも向いています。
通常、賞味期限180日以上の商品をお届けしていますが、今回はフードロス削減を目的としてのご提供となります。
・吉野家の缶飯
■社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」について
KURADASHI(https://www.kuradashi.jp/)は、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者(会員)へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトです。環境保護や動物保護の団体、クラダシ基金など、様々な団体を支援しています。
【SNS公式アカウント】
Twitter:https://twitter.com/kuradashi_jp
Instagram:https://www.instagram.com/kuradashi.jp/
LINE:https://page.line.me/307ghimw
【2021年7月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:14,178トン
・経済効果:43億9,524万円
・CO2削減量:36.29t-CO2
・寄付総額:65,683,615円
【受賞歴】
▶2017~2019年
・「ソーシャルプロダクツ・アワード2017」優秀賞
・東京都環境局「チームもったいない」の「Saving Food」部門代表に抜擢
・環境省主催 「第6回グッドライフアワード」環境大臣賞
・品川区「社会貢献製品支援事業」選定・認定
▶2020年
・第7回「食品産業もったいない大賞」審査委員会委員長賞
・「環境白書」「消費者白書」に掲載
・第3回「日本サービス大賞」農林水産大臣賞
・令和2年度「気候変動アクション環境大臣表彰」
・第21回「グリーン購入大賞」農林水産大臣賞
・第55回 「社会貢献者表彰」
・「食品ロス削減推進大賞」消費者庁長官賞
▶2021年
・「Japan Venture Awards 2021」JVA審査委員会特別賞
・「High-Growth Companies Asia-Pacific 2021」ランクイン
■会社概要
社名:株式会社クラダシ
代表者氏名:関藤竜也
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
事業内容:社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」の運営
URL:https://corp.kuradashi.jp