クラダシ、松山市、愛媛銀行が地域活性・フードロス削減に向けて連携協定を締結~3月には社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を開催予定~
ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:関藤竜也、以下「クラダシ」)は、愛媛県松山市(市長:野志克仁)、株式会社愛媛銀行(本店:愛媛県松山市、頭取:西川義教)と3者にて「松山市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結いたしました。取り組みの第1弾として、3月には松山市中島にて、デコポンを対象とした社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施いたします。
■本連携協定の背景
松山市は愛媛県のほぼ中央部に位置しており、比較的温暖な瀬戸内型気候のもと果樹、水稲を基幹として多種多様な農産物が生産されています。特に、沿岸地域や島しょ部は柑橘類を主体とした果樹地帯となっています。
一方、松山市は地方中核都市として大きく発展しており、他産業への就業機会も豊富なことから兼業化が著しく、加えて農業従事者の高齢化、後継者不足等が急速に進行し、農業の担い手不足が深刻化しています。(※1)
※1 参考)
松山市「松山市農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/sangyo/noringyo/ninaite/kihonkousou.files/kihonkousouR5.pdf
クラダシと愛媛銀行は、「令和3年度 消費者志向経営優良事例表彰」にて各社の取り組みが評価され受賞したことをきっかけに、愛媛県の各地域の活性化に向け、県内自治体との連携に取り組んでまいりました。愛媛県内の2市1町と3者で連携協定を締結し、クラチャレを3回開催してきた発展性を評価され、「令和5年度 消費者志向経営優良事例表彰」では「特別表彰」を共同受賞いたしました。(※2)このたび、松山市での取り組みを推進することで、愛媛県の活性化に向けさらなる連携の強化を目指します。
※2 参考)
クラダシと愛媛銀行「令和5年度 消費者志向経営優良事例表彰」にて特別表彰を共同受賞
https://corp.kuradashi.jp/news/23-01-23/
■各社の取り組み
クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi」で販売することでフードロスをはじめとしたさまざまな社会課題の解決に取り組む事業を展開しています。
また、自らが社会貢献活動を行うために創設した基金、「クラダシ基金」(※3)を活用し社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(以下「クラチャレ」)を展開するなど、連携協定締結自治体と協働した地方創生事業にも取り組んでいます。
※3 クラダシ基金:https://www.kuradashi.jp/fund
愛媛県松山市は、「松山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(※4)を策定し、市民の暮らしと経済を守り、持続可能なまちづくりを行うため、様々な取り組みを進めています。特に農業分野では、産業の競争力強化のため、「紅まどんな」や、新しく認定された「興居島レモン」をはじめとする「まつやま農林水産物ブランド」などの積極的なプロモーションを行い、産品のブランド化や商品開発の支援に取り組んでいます。
※4 参考)
松山市「第2期松山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/keikaku/chihososei/100bijonsenryaku.files/dai2kisenryaku-kaitei2.pdf
経営理念に「ふるさとの発展に役立つ銀行」を掲げる愛媛銀行は、第17次新・中期経営計画にて「変革への挑戦2nd stage~地域再起動のプラットフォーマーへ~」をテーマと定め、地域の皆さまに親しまれ、ふるさとの発展に役立つ銀行として、地域課題への取り組みを実施しています。
■各者の連携による取り組み内容
社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の実施
各者が持つリソースを最大限活用し、それぞれが抱える課題の解決を目的に社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(以下「クラチャレ)」を実施いたします。
農業の高齢化が松山市内全体で課題となっているなかで、離島部の人手不足はさらに深刻である状況を受け、中島の人手不足やフードロス問題の解決に取り組むと同時に、魅力発信や関係人口の増加にも取り組みます。
本クラチャレで学生が箱詰めするデコポンは、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で全国の会員様を対象に販売することも検討しています。
【松山市クラダシチャレンジ概要】
■開催日程:2024年3月11日(月)~3月16日(土)
■開催場所:愛媛県松山市中島
■参加予定人数:4名
■活動内容:デコポンの箱詰め、伐採材のチップ化、地域おこし協力隊の方との交流、現地の方々との意見交換、金融リテラシー情報講座、市内観光
■社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」とは
クラチャレとは、フードロス問題や地方創生に興味関心のある学生が日本全国の地域・農家などへインターンとして訪れ、作物の収穫支援や現地での交流を通して一次産業や地域経済の活性化について考える取り組みです。クラチャレを通じて、地域の関係人口の創出・拡大、地域の魅力発信、学生への実体験を通しての学びの場の提供を目指しています。また、参加学生の旅費や滞在費、食費等はクラダシ基金から拠出しており、2023年12月末時点で計36回開催しています。
※クラチャレの実施実績:https://www.kuradashi.jp/fund
■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。
フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売しています。さらに、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/
■株式会社クラダシについて
代表者氏名:関藤竜也
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/
【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund
【店舗一覧】
・Kuradashi店舗一覧:https://kuradashi.jp/pages/stores
【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report
【2023年9月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:18,855トン ・経済効果:91億7,366万円
・CO2削減量 :49,984t-CO2 ・支援総額:118,960,451円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。