クラダシ、7月1日より新経営体制へ~社内カンパニー制を導入し、新たに執行役員2名を選出、事業の成長と複線化を加速~
ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村 晃平、以下「クラダシ」)は、2024年7月1日付で新経営体制に移行し、社内カンパニー制を導入するとともに、築地 雄峰(旧:事業推進本部長/ソーシャルイノベーション部長)と岡村 薫(旧:管理部長)が、新たに執行役員に就任いたしましたことをお知らせいたします。
■社内カンパニー制導入の背景
当社は、2014年の設立以来、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、持続的に社会課題の解決に取り組むビジネスを展開しています。2023年6月には、東京証券取引所グロース市場に上場し、ステークホルダーの皆さまのご支援により、現在、主力事業であるソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」のパートナー企業数は1,700社までに拡大し、会員数は53万人を突破。また、支援金額の累計は1.3億円を超えるまでに成長いたしました。
2022年7月に執行役員制度を導入して以来、経営の意思決定スピードの向上、ガバナンスの強化に取り組んでまいりましたが、7月1日よりこれまで取締執行役員CEOとして事業を推進していた河村 晃平が創業社長の関藤 竜也からバトンを受け、代表取締役社長CEOに就任するタイミング(※1)で、社内カンパニー制を導入し、新たに2名の執行役員を選出することとなりました。
今回の社内カンパニー制導入による新体制は、組織・人員配置の最適化により、各カンパニーの役割と各カンパニーの執行責任者(CEO)の責務をより明確にし、意思決定と業務執行のスピードを上げることで、4つのカンパニーそれぞれの事業成長を加速させ、さらなるソーシャルアントレプレナーシップの醸成と新規事業の創出を期待するものです。
クラダシが中期戦略のテーマとして掲げている「みんなトクするフードロス削減のインフラに」の実現に向け、主軸のECに加え、新たにブランドソリューション、サプライチェーンソリューション、ロジスティクスソリューションとカンパニーを4つに分けることで、食品サプライチェーンにおける機能拡張と新規事業の創出にコミットし、この業界において必要不可欠なインフラになることを目指してまいります。
■執行役員選任理由および期待される役割
今回社内カンパニー制を導入し、グループの下に4つのカンパニーを創出することに伴い、新たに2名の執行役員を任命いたしました。
築地は事業推進本部長・ソーシャルイノベーション部長として、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」の推進や付随する新規事業の旗振り役を担ってまいりました。今後は、EC事業で培った食品物流の経験とリーダーシップを活かし、ロジスティクスソリューションカンパニーCEOとして同組織・事業を牽引してまいります。
岡村はこれまでも管理部長としてクラダシの成長を縁の下の力持ちとして支えつづけてまいりました。このたび社内カンパニー制の導入にあたり、各カンパニーへの横串機能を強化するため、コーポレート本部長として、経営管理をはじめとしたコーポレート機能の全社最適を図り、各事業の成長に貢献します。
■新執行役員のプロフィール
執行役員 ロジスティクスソリューションカンパニーCEO
築地 雄峰(つきじ ゆうほう)
2013年に慶應義塾大学を卒業後、三菱商事株式会社にてエネルギーや物流事業、サステナビリティ関連事業に従事。その後、Amazon Japan G.K.を経て、2022年1月にクラダシ入社。クラダシでは事業推進本部長などを務め、2024年7月より現職。
執行役員CAO コーポレート本部長 兼務 経営管理部長
岡村 薫 (おかむら かおる)
2012年に千葉大学を卒業後、EY新日本有限責任監査法人にて大手製造業の監査業務を中心に、IFRS導入・IPO支援業務にも従事。2021年8月にクラダシに入社。2022年7月より管理部長を務めたのち、2024年7月より現職。
■今後の経営執行体制について
2024年7月1日以降の経営執行体制については、以下の通りです。
氏名 | 役職 |
関藤竜也 | 代表取締役会長 |
河村晃平 | 代表取締役社長 CEO 兼 ECカンパニーCEO |
髙杉慧 | 取締役 CFO 兼 カンパニー統括 |
徳山耕平 | 取締役執行役員 ブランドソリューションカンパニーCEO |
大沢亮 | 執行役員 サプライチェーンソリューションカンパニーCEO |
築地雄峰 | 執行役員 ロジスティクスソリューションカンパニーCEO |
岡村薫 | 執行役員CAO コーポレート本部長 兼 経営管理部長 |
今後もクラダシは、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を中心とした既存事業の成長を推進するとともに、新規事業の構築・加速によって、非連続な成長を目指してまいります。
(※1)代表取締役の異動及び新経営執行体制に関するお知らせ
URL: https://corp.kuradashi.jp/news/24-06-07/
■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。
フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売しています。さらに、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/
■株式会社クラダシについて
代表者氏名:河村 晃平
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/
【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund
【店舗一覧】
・Kuradashi店舗一覧:https://kuradashi.jp/pages/stores
【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report
【2024年3月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:22,356トン ・経済効果:108億7,737万円
・CO2削減量 :59,267t-CO2 ・支援総額:136,902,605円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。